日本手芸普及協会の棒針編み入門科レポートの第4弾です。
前回の第3弾をまだお読みでない方は下のリンクからぜひ!
配色やどの作品にとりかかるか悩まれている方の参考になると嬉しいです。
※私は先生から教室で直接教わっています。現在講師科課題に奮闘中です!
横糸渡しの編み込み模様・キャップ
今まで同様輪編みですが練習のため5本針で編みました。
テキストでは配色糸は2色ですが配色をたくさん悩んだ結果、先生からのアドバイスも参考にして段染めの糸を選びました。
地糸はハマナカさんのアメリー 20番を選び、配色糸はダイヤ毛糸さんのドミナ 390を選びました。
そして、2本の糸を持ち替えて編み進めるのではなく地糸を左手、配色糸を右手の人差し指にそれぞれかける方法で編みました。両手でフランス式とアメリカ式両方やる方法ですね。
普段はフランス式で編んでいてアメリカ式は初めてです!
編み込みキャップを編んだ感想
配色糸が編み終わって地糸だけになったあと、地糸を右手に持ち替えてそこから最後までアメリカ式で編んでみたんです。糸をフランス式と同様に右手にかけ編んでいたんですがまだ同じようにはならないようでした。
こればっかりは練習ですね。
編み込み部分ですが何度か編みなおしました。どうしても横糸渡しの糸がきつくなりがちで目が詰まってしまうんですね。
糸を変えるときは毎回右針にかかっている目を気にするのが何よりも大切でした。右針の右側に向かって掛かっている目をしごいて調整します。
今回は別鎖の作り目で頭頂まで編み、かぶり口の目を拾ってゴム編みを編み進みます。
本来は地糸で行うんですが私はせっかくなので配色糸で編みました。
モヘアが入った糸なのでふわふわして女性らしいかわいい感じになりました。
最後は編み図通りなら伏目ですが、当時練習中だった2目ゴム編み止めを張り切ってやってみました。
正直モヘアの糸は解くのが大変で失敗したくありません。さらに、ゴム編み止めをしたのがわかりにくい結果になってしまいましたが先生に見ていただき合格を貰えて大変満足でした。
配色糸・段染め糸について
実は段染めの糸って主張が強くて今までずっと避けてきていたんです。
地糸はベーシックな色を選ぶときれいに馴染むんですね。段染めの糸の色がどう出るのか編んでみるまで全くわからないのが楽しかったです。段染め糸をもっと使ってみたくなる素敵な糸でした。
※私が教わっている先生が段染め糸なら1色でもいいよ、と仰ってくださったので今回はこちらで編みました。違う教室や通信教育では課題作品として認められない可能性があります。
横糸渡しの編み込み模様・トートバッグ
縦糸渡しは裏側が横糸渡しと比べてすっきりする技法です。
その分糸替え時に糸を交差させたり糸玉を作りたくさんぶら下げるので糸同士が絡まったり…
少し時間がかかる感じがします。
糸は指定ではなくダイヤ毛糸さんのニコル カラーは7601、7609、7604、7610
ネップツイードでおしゃれな糸です。配色はほとんど編み図通りですが、もう1玉買うのをケチって入れ口だけ糸が足りなかったのでアレンジしました。
トートバッグを編んだ感想
同時に同じ色の糸を縦糸渡しするわけではなかったので糸玉は作らず進行することができます。
ですが、糸が絡まないというわけではありません。絡まるのは仕方がないのかなあ。
入れ口を折り返し内側に来る部分なんですが、先生のアドバイスで数目に1目だけ裏編みで編みました。
そうすることで表側に来る部分より横の幅が狭くなるので折り込みやすくなるそうです。
持ち手をまつりつけます。どこにつけるのか確認しながら少しずつ進めました。
なんだか曲がっているように見えますが一応目には真っすぐついています。
この冬何度もこのバッグを持ってお出かけしました。糸を渡しているからか内布なしでもそんなに伸びないので使いやすかったです。
同系色の配色糸で編んでもかわいいバッグになりそうです。
最後に
あと2つで入門科課題が終了します。次はドライブ模様と最終課題のベストですね。
このトートバッグを編み終えたのが入門科を初めてからだいたい半年でした。
入門科を終えたら講師科に進むかどうか悩む時期だと思います。
ネットや本で勉強できる時代ですが先生に見てもらえる経験は大きいです。入門科では基本的な編み方ができるようになることが目標なんだろうなあと思います。そこから発展して自分でオリジナルの作品を編みたかった私は講師科に進むことを決めました。
実際にはその前にかぎ針編みの入門科に進むんですが棒針編みの入門科が終わったらその記事を投稿しますね。
ではまた次回の投稿でお会いしましょう~!
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