入門科棒針編み

棒針編み 入門科 レポート #2

棒針入門科、ハンドウォーマーとクッションカバーのアイキャッチ 入門科

日本手編み普及協会、棒針編み入門科を終了した私が編んだ作品を紹介します!
今回は#2で前回の続きになります、#1も併せて下のリンクからご覧ください。

このページで紹介する作品
  • 交差模様・ハンドウォーマー
  • ノット編みの模様・クッションカバー

棒針編み入門科を受講するか悩まれている方や、これから作品を編んでいく方に向けてのレポートになります。
こんなものが作れるよ!という紹介です、どなたかの参考になると嬉しいです。

※私は編み物教室で先生から直接教わっています。
また、習い始める前に1年程度独学で編み物をしていました。

交差模様・ハンドウォーマー

交差編みのハンドウォーマー
アメリーの中でも特徴的な色味の毛糸です、シックなのにカジュアルなデザインでかわいい!

縄編み針を使っていよいよ交差編みです。ロープを本当に編んだみたいな模様でかわいいです。

今回も使用糸は指定のものを使っています、色数が豊富すぎて目移りしてしまいます。
青緑と赤が混ざったような色でずっとこの色の毛糸を使ってみたかったので選んだ記憶があります。

小さい編み地で模様を練習して編み地を先生に見ていただいてから、いつも作品に取り掛かります。
こういうところも対面で教わるメリットかもしれませんね。

手の平側はかのこ編みで、甲側は交差編みです。
いきなりの難関が輪にして編むというところですね。
小さい作品なので輪針も使いにくい。

マジックループという長い輪針を使うという選択肢もありますが折角の練習の機会なので私は5本針で編みました。

輪針セットはチューリップのものを以前に購入しており持っているのですが
手袋や帽子など少ない目数で編む場合は、4本あるいは5本の針も持っていたほうが便利というお話を聞いたのでこの頃に先生から購入しました。
購入した値段ははっきり覚えていませんが、案外手を出しやすい針セットもあるんですね。

5本針 2~8、10、12号のセットです。
短針の5本針のセットです。

ハンドウォーマーを編んだ感想

輪編みを5本針で編む練習になりました。
作り目の後、目のねじれや最初と最後の目が広がらないように注意するのはもちろんのこと目を針から落とさないように編み進める必要があります。

今までも輪編みをしたことはあったのですが、
模様を編みながら筋が入ってしまわないように針を持ち変えるタイミングで毎回1目ずらしつつ、ぐるぐる編み進むのは時間がかかります。

1目1目違う編み方をするのに編みきるまで間違わない人はなかなかいないでしょうし、
編み間違えてしまい戻ってやり直すのも勉強になると思います。
だからといって全然進まないのは嫌ですけどね!

最初に編み図を隅々までよく読み、1つの工程が終わるたびに文章で書かれている次の工程を毎回確認することがとても大切だと思いました。

親指の穴を作るのと、作り目から1目増やして拾い目する工程をしっかり確認する必要がありますね。
拾い目をした後は編み地が上下逆になります。
拾う場所を間違えてしまうと編み地の出方が変わりますので要チェックでした。

かわいくできて実用的で今年の冬何度もつけてお出かけしました!
同じ教室のほかの生徒さんが親指を編み出して少し長くしてらして、私も時間を見つけたら同じようにやりたいと思っています。別のを編んでいてなかなか時間が取れませんが……

少し難しい作品でしたが編みごたえがあり完成後の達成感は高かったです。

ノット編みの模様・クッションカバー

ノット編みのクッションカバー(裏)
裏のボタン側です。ひたすらノット編み…。

こちらも大作になりそうな予感の編み図です。
ノット編み自体初めて見る編み地で、記号を見ても未だにどうするんだったっけ?と思うくらい馴染みがありません。
本を見て好きなものを編むだけだと触れない技法だったもしれないと思うとやる気が出ます!

こちらも小さい編み地を編んでまず練習です。またまた縄編み針の登場です。
左目に通すノットは単純な操作のみなので簡単でした。…が!

3回巻きのノットがどうしてもうまくできず何度も何度も糸をまきまき……
先生はOKをくれましたが(きっと先生が優しいです)、自分自身が納得できず本番のクッションカバーでもっときれいに巻こうと決意して編み始めました。

ノット編みのスワッチ
3回巻きのノットの糸の巻き方が不服です、コツが知りたいです。

こちらの作品はボタンが4つ必要です。今回もちからボタン(裏ボタン)とボタン付け糸を用意しました。

クッションカバーを編んだ感想

やっぱり何度やってもうまく3回巻きができません……。
出来上がった作品を先生は認めてくださいました。お優しい…。

ノット編みのクッションカバー(表)
遠くから見ると周りの目がつれてるのがよくわかります。悔しい!ピンが映り込んでてごめんなさい。

なにが納得いかないかというと1つ1つ見たらできてるのですが
それぞれ3回巻きの部分が同じように巻けていないんです。

糸を引きすぎないように気を付けるのが一番まともに見える気がするのですが、
未だにコツが掴めていません。

ほかの生徒さんの作品を見てさらに不器用さを痛感しました。まだまだ修行が足りないようです。

まとめの際にすくいとじが出てきますね、とじはぎの基本だそうで入れるところをしっかりマスターしました。段がずれていたらやり直しになるので慎重に!
この作品には裏メリヤス編みのすくいとじがでてきます。裏目の仕組みと少し仲良くなれそうです。

部屋のインテリアに合わせて毛糸を選んだので実際に使っています、とってもかわいい!

最後に

課題作品の難易度が上がり完璧に納得ができる作品ではありませんでしたが、自分の課題や苦手なことが見えてきた作品でした。

自分では選ばないデザインでも挑戦すると経験と知識の引き出しも増えていきそうです!
透かし模様の本を持っているのですがよく見たらノット編みの模様が何個もあったり、
交差編みのアラン模様とノット編みを組み合わせたセーターを編み物本で見かけたり……

気が付かなかっただけで結構ポピュラーな編み方なのかもしれません。

編み物の世界は奥が深い……何十年も業界でお仕事をされている私が通っている教室の先生も知らないことがあると、あちこち講習を受けに行くことがあるというお話も聞き知識欲とモチベーションが上がります!

次回はすべり目と引き上げ編み目の作品を紹介しますね。
更新頑張りますー!

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