日本手編み普及協会、棒針編み入門科を終了した私が制作した作品を一つずつレポートしていきます!
棒針編み入門科を受講するか悩まれている方や、これから作品を編んでいく方に向けてのレポートになります。
こんなものが作れるよ!という紹介です、どなたかの参考になると嬉しいです。
なお私は編み物教室に通って先生に直接教わっており、入門科終了後にこの記事を書いています。
受講を開始したのは2022年1月、開始当時はほぼ独学で編み物歴は約1年でした。
表目と裏目の地模様・ミニケープ
表目と裏目をマスターし、実際に作品を編む中でボタンホールも作ります。
最後にはボタンが3つ必要になりデザインで個性も出せますね。
編みあがった編み地を持って手芸屋さんに行き、ボタンとボタン付け糸も購入しました。
先生のアドバイスで裏に力ボタン(裏ボタン)をつけて強度を上げました。
ボタン付けに自信がない不器用な私は付け方を先生に教わりました。
私が通っている教室では使用糸は先生から購入するので基本指定糸です。
値段が少し高くつきますが国内メーカー品は肌触りや編みやすさが段違いによく
格安毛糸には戻れなくなりそうです……!
国内メーカーのいろいろな毛糸に触れられるいい機会です。
ミニケープを編んだ感想
初めに作る作品の1つで、編み物をしたことがある人にとってあまり難しい内容ではないと感じます。
ただ200段以上編むのは全くの初心者の方にとったらびっくりするかもしれません。
ひたすら表目と裏目の繰り返しで覚えてしまえば誰でも作れるいい作品でした。
共鎖の作り目というのが初めてやる作業でいきなりかぎ針が必要になるのに驚いた覚えがあります。
具体的な針と糸の操作の仕方はテキストにわかりやすいイラスト付きで載っているため、いつでも見返せて安心です。
通信の人はDVDとかがあるのかな?
肩先をくるっと包む小さなケープとなっていてあまり大きくありません。
ぐるっと上半身を包んで防寒することはできませんが、ゆるっと装着するネックウォーマーのように使うことができます。
透かし模様・ヘアバンド
先ほど紹介したミニケープの次に編んだヘアバンドです。
こちらの使用糸も指定糸を使っています。
装着するとおでこに当たることがあると思いますが全くチクチクせず柔らかい糸で
顔周りに使う毛糸はこだわるべきなんだとまず実感。
かけ目と2目一度で真っすぐ編んでいるだけなのに放射状に広がっていくような模様が編めて不思議な感じがする編み地です。
難しい操作はほとんどないのにこんなかわいいヘアバンドになるなんて嬉しいですよね!
ヘアバンドを編んだ感想
悩むことが多そうなポイントは本体を輪にはぐところと編み紐ですよね。
引き抜きはぎは今後もかなり出てくるのでぜひマスターしておきたいです。
テキストを見ながらやれば結構簡単だなと感じました。
編み紐は少ない目数で縦の長さがきちっと合わないといけないといけないのが注意点でした。
最後にヘアバンド本体と編み紐をまとめるとき、小さい編み紐をかがるのが不器用な私にはなかなかきれいにできず何度もやり直しました。
糸が痛むまでやり直せるのが編み物のいいところですね!
このヘアバンドはかぎ針で別鎖の作り目を作り 棒針で編み上げ、またかぎ針に持ち替える作品で
いずれどっちの技法もできないといけないんだなあとこの頃実感していました。
そうなると、かぎ針の入門科にも興味が湧いてきて先生に次は入門科もやりたいと相談していました。(そのうちかぎ針の入門科のお話もします!)
最後に
少しは編み物をしたことがあった私ですが、実際に編んだものをプロの先生に目の前で見ていただけて
独学で学ぶよりきれいに仕上げよう、確実に編み図通りに仕上げようという
考えが強くなるので根気よく編むことができたと思います。
私と同時期に習い始めた、ほかの生徒さんが編まれた今回の記事で取り上げた2つの作品を見るチャンスがあったんです。
毛糸やボタンの色で作品の雰囲気が全然違うんですよ!
色選びもこだわって自分だけのお気に入りな大切な作品が増えていくと嬉しいですよね。
次はいよいよ交差模様です。
棒針編みといえばアラン模様で見るからに難易度がいきなり上がりそうな予感です。
次回をお楽しみ!
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