日本手芸普及協会、棒針編み入門科レポート第3弾です!
前回をまだお読みでない方は#2を以下のリンクからからどうぞ。
いろいろ作ってまいりました、今回から後半戦です。
これから編み始める方の参考になると嬉しいです。
※私は対面で先生から教わっています。
今回の使用糸もすべて指定糸となっています。
すべり目模様・ポンポンキャップ
今回も輪針は使わずに5本短針で編みました。
どちらの針でも使いこなせるようになりたかったからです。
この時まですべり目だの浮き目だのよくわかってなかったのですが、
やっていく内に理解というかどちらがすべり目だとかが自然と身についていました。
要は糸を手前か奥かどちらにおいて目を右針に動かすか、なんですね。
名前を区別できなくてもそれさえ間違えなければいいんだ!ってお話でした。
渡る糸が編み地の手前なのか裏側にくるのかの違いなんですね。
今回の帽子はずっと輪編みなのでずっと表を見て編みますのであまり関係のないお話ですが
基礎を身に着けるという点では大切なポイントだったかなと思います。
ポンポンキャップを編んだ感想
私が編んできたものの中で初めて色変えが出てくる作品でした。
数段ごとに糸替えをします。
裏側で糸を絡めていくので縦に渡る糸がこのようになります。
このような糸操作をするのが初めてなのでわくわくしますね。
輪編みは段ごとに色がガタっと変わる地点ができてしまうのですが、
もっと後になって1周の最初と最後の目のところである操作をすると目立たないという
技法があるそうなんですがよく見ないとわからないのでここでは良しとします。
すべり目模様って簡単にアクセントカラーを入れられてとっても便利ですね。
すべらせた目を交差させてみたり面白い編み地になるので研究のしがいがありそうです。
反省点なんですがもう少しポンポンの密度をもう少し増やしたほうがいいと先生にアドバイスをいただきました。
ポンポンやタッセルを作る練習もしないといけないかもしれませんね。
引き上げ模様・巾着
グローブは2つ編むので大変どうだ、という単純な理由で巾着を私は選びました。
もちろん、今回も練習するために5本短針で編みました。
ポンポンキャップと似ているといいましたがやってることは真逆(?)で、
今回はかかっている糸が段ごとに増えていきます。
また、編むのは入れ口からというのも注意ですね。
たくさんの糸を一度に編みますが、かけていた糸の長さがそれぞれの段ごとに均一でないとそろった編み地にならず
小さい編み地で練習する時点で何度もやり直しました。
巾着を編んだ感想
重ね重ねになりますが今回はくっきりと段の変わり目がくっきり出ちゃいます。
1目めに引き上げ編みが出てくるところがあるので仕方がないですね。
こちらの作品も糸替えは裏側で糸を絡ませました。
底の減目ですが、最後に4目まで減るので目を落としてしまいそうでひやひやします。
底になる部分なのでしっかりと糸処理ですね!
今回初めてスレッドコードを編みました。
日本ヴォーグ社から出版されている新・棒針編みの基礎 にはいくつかのコードの編み方が載っていて面白いです。
スレッドコードはねじれにくく、必要な長さがわかっていればとても便利なコードですね。
好きなコードです。まとめで、小さなループエンドを編みます。
コードを包みながらすくいとじ……とっても苦手です……。不器用は治りませんか?
最後に
全く違う技法で似たような編み地になるのが面白いですね。
編み地って色々な技法の組み合わせで出来ていて編み図集を見るのも最近の楽しみです。
色を変えずとも凹凸が出るんだろうなあと想像するだけでも楽しい技法でした。
私が選ばなかったグローブの編み図が表目の引き上げで、次引き上げ模様を編むときは表目でやってみたいですね。
糸の色合わせを考えるのは楽しいですが、もっと色覚センスも鍛えていきたいところですね。
今回も長くなってしまいました。次回は横、縦糸渡しの編み込み模様です。
とってもややこしかった記憶があります。次回の投稿をお待ちくださいね。
お読みくださりありがとうございます。
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